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うつ病に対するシロシビン療法が、「従来の向精神薬を上回る抗うつ効果」が見られたとの研究結果が発表されました。
が、日本では違法なので、医療関係者以外は使ってはいけません。
シロシビンまたはサイロシビンとは
マジックマッシュルームと一般に称されるキノコに含有される成分で、幻覚剤に分類される。
マジックマッシュルーム
- Psilocybe cubensis「シロシベ クベンシス」(和名:ミナミシビレタケ)
- Copelandia cyanescens「コーポランディア キアネンシス」(和名:アイゾメヒカゲタケ)
マジックマッシュルームの扱い
マジックマッシュルームに含まれるシロシビンは麻薬として日本を含む多くの地域で厳しく取り締まられています。その一方で、「シロシビンにはうつ病に対する効果が認められる」との結果が示されていることから、2019年にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が大うつ病性障害(MDD)に対する画期的治療薬としてシロシビンを承認しました。
マジックマッシュルームは危険である
- 麻薬成分のサイロシビンやサイロシンは、中枢神経系に作用し、中枢神経の興奮や麻痺、幻覚を起こします。
- 主なな症状は幻覚、酩酊状態、狂乱、発熱などで、食べてから15分から60分後に現れます。
- 食べた後、2週間から4ヶ月後に、飲酒やストレス、睡眠不足、他の薬物の服用などによって幻覚などの精神症状が再び現れる「フラッシュバック現象(再燃現象)」が起こることがあります。
また、乱用を続けると、マジックマッシュルームだけでは満足できず、覚せい剤や大麻など他の薬物の乱用につながるおそれがあります。
ほぼ覚せい剤と同じである。
違法
かつては、観賞用と称して、インターネットやアダルトショップなどで販売されていましたが、政令の改正により、サイロシビンやサイロシンを含むきのこ類が麻薬原料植物として規制されました。
参考
麻薬、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令の施行について(通知)
(平成14年5月7日)
(医薬発第0507001号)
・麻薬、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令の一部を改正する政令の施行について(通知)(◆平成14年05月07日医薬発第507001号)
見ない、買わない、使わない
常習性があり、おそらくさらに強いクスリに手を出すのが見えているので、
絶対に手を出してはならない。
うつ病に効くのなら、医療関係者が研究するべきである。
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