設定Lとは?
パチンコパチスロには保安通信協会の試験である検定と呼ばれる試し打ちがあります。パチスロ作る業者がそれに合格するために考えられた設定です。
6号機(パチスロに規格)の検定の合格するための出玉率の上限下限
400回転試験: 下限33.3%〜上限220%
1600回転試験: 下限40%〜上限150%未満
6000回転試験: 下限50%〜126%未満
17500回転試験:下限60%〜115%
保通協の試験は、設定Lが搭載された機械が多く出ている事から推測すると、二つの設定(おそらく設定Lと設定何か)で試験するのではないかと思います。
じゃないと、メーカー側が設定Lを使うメリットがない。
設定Lの機械割
検定に合格するための最低の割合なのですが。なんと機械割が驚異の80%。
絶対勝てませんよねえ。
ちなみに宝くじの還元率(パチスロでの機械割)は75%です。
設定の基礎知識
パチスロには設定というのがあって、だいたい1から6になっています。
設定1が店に有利、設定6になるにしたがって客が有利になります。
アイムジャグラーEX(6号機)設定例
確率 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | BIG | REG | ボーナス 合算 | 機械割 |
1 | 1/273.1 | 1/439.8 | 1/168.5 | 97.0% |
2 | 1/269.7 | 1/399.6 | 1/161.0 | 98.0% |
3 | 1/269.7 | 1/331.0 | 1/148.6 | 99.5% |
4 | 1/259.0 | 1/315.1 | 1/142.2 | 101.1% |
5 | 1/259.0 | 1/255.0 | 1/128.5 | 103.3% |
6 | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 | 105.5% |
機械割の欄で客が勝ちやすいか、店が勝ちやすいかを判断します。
設定1で機械割97%ならば、100枚コインを入れたら97%の97枚返ってくる確率が高い。という考え方で、設定1なら最終的に店側が勝つ可能性が高いと考える考え方です。
逆に設定6で機械割105.5枚ならば、100枚コインを入れたら105.5%の105枚返ってくる確率が高い。という考え方となり、設定6なら最終的に客側が勝つ可能性が高いと考える考え方です。
設定L機械割80%だと、100枚コインを入れて、80%の80枚返ってくる確率が高いという事になります。どう考えても最悪な設定ですよね。
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